1/2にNHKで新年会スペシャルが放送されていた。ゲストは、これまで出演していた教授たち。中には、次期東大副学長など各分野の錚々たる人物がいるわけだが、太田は相手を構わず好き勝手言ってのける。
この企画は、ニッポンが抱える問題を教授陣がそれぞれの視点から語っていくというものだったが、なかなか面白かった。教授というと一般的にみるとものすごく偉い人であるが、テレビに出ていた彼らはものすごく謙虚。自説を押し付けることなく、相手の話を聞き、自分の専門分野と絡めながら議論されていた。さまざまな分野の教授が専門外の分野に対していろいろな角度から議論を深めていく様子は新鮮だった。一方の太田も知識が豊富でここまで語れる芸人、芸能人はなかなかいないだろうなと思う。
なんの話で出てきたのかは忘れたが2つなるほどと思ったことがある。
「相関関係」と「因果関係」は異なるものであるのに、現実には同一視されていることが多いとのこと。
この例が相応しいかどうか分からないが、例えば「タバコを吸うとうつ病が減る」というのがある。タバコを吸う人と吸わない人で比較するとタバコを吸う人の方がうつ病になる人が少ないという傾向はあるのかもしれない。ただ、この時点では、「相関関係」があるにすぎない。もし、「因果関係」があるというのなら、タバコのどの物質が人体のどこにどのように作用して、ということが議論されてないといけないはずなのに、それが分かる前から「相関関係」が絶対視されているとのこと。(僕はタバコの研究がどの程度進んでいるのかは知りません。)
コマネチ大学の竹内薫さんの「99.9パーセントは仮説」と近い。
あと、もう一つは「無駄」の価値を認めて欲しいということ。
「価値がある」いうことで、それは無駄ではなくなる。でも、「価値がない無駄」に価値を認めて欲しいとのこと。そもそも学問というのは無駄なことを秩序立てたものであり、その対象がイモリだろうと、宇宙だろうと、哲学であろうと、実生活に役立つかどうかでいうと無駄なのだ。
でも、その無駄は無駄ではない気がする。

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